2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「どういうことか2」

それで、 結局、大きいとはどういう意味なのかというと、定義するのは難しい。 DNAの研究者がそこに宇宙を見ることの裏返しで、いくらグランドキャニオンが大きいと言っても、地球規模で考えれば大したことではなく、ましてや宇宙から見れば、まったくどうで…

「どういうことか」

あっという間の旅であった。 今までアメリカはニューヨークやサンフランシスコ、ロサンゼルスといった大都市しか訪れたことがなかったが、今回の大移動はそれらの大都市をつなぐ作業であったとも言える。 旅をしていると、どこでも日本からの観光客に出会う…

「ヨセミテ」

確か、中学で英語を勉強し始めたとき、教科書にイエローストーン国立公園のことを紹介する章があった。 間欠泉で有名だとか、なんとか。グランドキャニオンでもそうだったが、ヨセミテにも観光やトレイルの拠点となる町はヴィレッジと呼ばれ、賑わっていた。…

「ある町で」

ヨセミテに行く途中、この日は夕方になってしまったので、小さな町で泊まることになった。 こういう時は、アメリカ映画でよく目にする典型的なモーテルに泊まる。 安上がりでどこでもだいたい同じ作りだ。 おもしろかったのは、受付のある事務所に入ると決ま…

「グランドキャニオン2」

さて、2日目のグランドキャニオンはどうだったのかというと、ブライト・エンジェル・トレイルという名のハイクコースをしばし歩いた。 どんどん谷のなかに入って行くのだが、1時間歩いても谷底は見えなかった。 いや、トレイルの先の先は見えた。 ここはサウ…

「グランドキャニオン1」

まあ風の強かったこと! 何しろ崖っぷちだから風が強いのだ。 セドナを発って、いよいよ旅も佳境に入って来た。 待ちに待っていたグランドキャニオンである。 ラスベガスからもヘリコプターで上空から眺めるツアーとかいろいろあるらしい。 でも、今回は違う…

「ウォルナッツヴァレイ」

この渓谷には崖が切り立っていて、 800年くらい前からヒトが住んでいたそうだ。 軽く1マイル歩けるようになっているが、 そこまで降りるのに、たくさんの階段を降りていかなければならない。 降りていかなければならないということは、帰りは上ってこなけれ…

「赤い岩に行った」

赤い岩の周りをハイキングした。 夕陽を浴びるとさらにあかく染まる。 このあかい色は、赤か茜か紅か朱か? 朱かな? 岩の下に育つ植物たちの緑と青い空と岩の朱からは、どんな歌が生まれたのだろうか? などと考えごとをしながら歩いていた。 スペイン語で…

「こんなことで」

ラスベガスというのは誠に恐ろしい場所だ。 正直言って、わたしはすごく苦手な場所である。 ここが好きだというヒトは、おそらく、酒池肉林ということばも好きなのだとおもう。 なぜここをわたしに見せたかったのかという理由はすぐにわかった。 金と性欲と…

「ラスベガスへの移動です」

レイクタホを7時に出て、8時間半ドライブでラスベガスに着いた。 ラスベガスの話の前に、道中で見たすごいことを2、3書いてみよう。映画やら雑誌の広告やらガイドブックで目にした光景が広がっている、というのはチープな表現なのだが、どうしてわたしはこれ…

「移動しました」

移動するのに8時間のロングドライブである。 これぞわたしのみたかったもの! 本来この季節なら山も街も雪に埋もれているはずなのに、山頂に薄っすらとしか雪がない。 スキーリゾートのはずが、まるでピクニック広場みたいになっている。 これじゃあ夏の水不…

「出発してます」

成田からサンフランシスコまで8時間半、それから2時間乗り換えの時間があってちゃんとまた2時間飛行機に乗って、ポートランドに着いた。 今回はここからアメリカのネイチャーを満喫する旅が始まる。 アメリカ人なら誰もが1度は行ってみたいというラスベガス…