2013-01-01から1年間の記事一覧

「なにになる?」

ずいぶん昔のいつだったか、父が言う。 おまえ、鞍馬天狗を読んだかい? いいえ。 読んでみろ。 (いやだ) ことごとく、父の言うことに反抗していたころだ。鞍馬天狗はもちろん、大佛次郎である。いまだにわたしは鞍馬天狗を読んでいないが、 鶴見俊輔の本…

「Both」

Good news or Bad news? どっちが先に聞きたい? そうだな。 やっぱり、良いニュースのほうを先に聞いとくかな? 悪い知らせの後に良い話を聞いても、きっと色あせてしまうから。それとも、 良い知らせの後に悪い話を聞けば、 少しはその哀しみも薄まるんだ…

「むねをうつ」

久しぶりに胸を打つ文章に出会った。旅と移動: 鶴見俊輔コレクション 3 (河出文庫)作者: 鶴見俊輔,黒川創出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2013/09/06メディア: 文庫この商品を含むブログ (7件) を見る

「やってるんだってさ」

22日って、明日なんだけど、飯田橋のギンレイで、 「Sugar Man」 と「Bill Cunningham」 が2本立てでやっているってさ。何で1日36時間くらいないのかなあ。むずかしいなあ、たぶん。あと1回くらいデカい画面で見たかったな。

「あきがない」

10月に入ってから涼しくなったと思ったらまた暑くなって、 季節外れの台風が通り過ぎたら、秋まで持って行かれたように冷え込んできた。 これじゃいよいよ麦茶も終わりか。 そう思ってティーバッグを買おうか買うまいか迷っていたのだが、 結局、買った。小…

「Shakespeare Book Sore」

旅先でさんざん道に迷って偶然巡り会ったものの、 もし、その街へ行ったとしても、もう2度と自力では見つけることができないのではないか、 と思われる場所のことを、わたしは、Shakespeare Book Storeと呼んでいる。ある日、もうどれくらい前のことになる…

「初ライブ」

9月28日土曜日に、荻窪のカフェで音読ライブをやった。 初めてだから、どんなことになるのか自信がなくて、大々的に宣伝できなかった。 いや、ちがう。 宣伝しなかったのは、わたしの意志だ。 あとで、せっかくギターも弾いてもらうし、歌ってもらうし、彼の…

「4:37」

未明の地震で目が覚めてそれきり眠れず、仕方がないから本でも読もうと手にとったら、意外にもけっこうおもしろく読み進んでいたが、いよいよベッドの上で読書をするには手が体勢がきつくなってきて、お、そろそろ眠れそうだ、この機会を逸しては、と寝入っ…

「すごいこと」

これを作った作家さんも知らなかったと作品説明に書いていたが、 わたしもぜんぜん知らなかった。 ほんの2年前まで、文科省主催の原発啓蒙のポスターコンテストがあったのだそうだ。なーんにも知らない子どもたちに、いろんなことを書かせる大人たちがいた…

「帰宅」

とりわけ暑かった瀬戸内から戻ったが、また行きたくなっている。 暑さも恋しいし、他の島も見てみたいからだ。ところで、 「こえび」であるが、関西人が多かった。 わたしが話をした人がたまたまそうだったのか、どうかはわからない。 だが、帰省ついでに「…

「夏休みのお化け」

昨日は男木島、女木島に行った。なかなかの暑さだったが(夕立が降らないのである)、島の雰囲気を楽しむことができた。使われなくなった古民家の内部に作品が展示されていることが多いので、瀬戸内国際芸術祭のパスポート(4500円)を見せるか、見学料(300〜500…

「猛暑は続く」

今日もまた、物凄い暑さであった。 暑いのはまあ、いい。だがしかし、陽射しが強くて困る。 大量に汗をかくので、日焼け止めを塗っても塗っても追いつかない。 さらにたまげたことには、36度以上のお湯で溶けるマスカラが溶けたことだ。 もう明日からマスカ…

「暑いっ」

昨晩と今日は「こえび」だった。 これは瀬戸内国際芸術祭のお手伝いをするボランティアである。 なんで応募したかと言うと、おもしろそうだったからだ。 仕事のほとんどは作品の受付だという。だがしかし、これがけっこう大変だった。昨日の仕事は夜の作品受…

「高松に着きました」

無事に高松に着いた。 中南米バスのおかげで、長距離移動にも慣れた。 あっと言う間の10時間。 高松駅のロッテリアでハンバーガー食べてもまだ時間が早いので、さらにスタバに移動してぼんやりしているところ。 高松のお姉ちゃんたちは皆親切。 「暑いですね…

「あの夏も」

瀬戸内の島々をちょっと見にでかける。久しぶりの四国である。 歩いてすべてを忘れたいと、出掛けたのは何年前だったっけ? あの夏、灼熱のアスファルトに陽炎の立つ遍路みちを一体どれくらい歩いただろう? あまりの暑さにへこたれて、ちょっとズルをしてバ…

「忘れていたわけではない」

すっかりごぶさたしております。春が来たと思ったら、もう梅雨入りだというので、たまげた。 ったく、時間が過ぎるのが速すぎる。新聞記事か何かで読んだことがあるのだが、 さまざまな年齢の人たちを集めて、3分経ったら合図してください、というテストを…

「ことしのさくら」

都心にぶらぶら行ってみた。 開花宣言から1週間後に満開なのだった。2週間で葉桜になるのか。 季節がかわっていくさまを観察していると、自分のことをみつめる機会にもなる。 ああ、今年もこの季節が来た。 来年はどうなるんだろうか。 なんだ、正月、誕生…

「次の次の週末は」

今朝、天気予報が言っていたが、この週末にそろそろ開花か?ということだった。 確か、開花宣言が出た2週間後が満開だったよね? 去年(2012)のさくらさくらの季節が近づくと、毎年毎年「天気予報で」その開花情報を知らせるという国は、おそらく日本だけな…

「それから」

今回もいろいろあったが、あ〜おもしろかった! 旅の記録を付けてきたが、ほんとうは書いていないことのほうがずっと多いのである。 うちに帰って来てから写真を見て、びっくりすることもある。 ウシュマルに行ったとき、帰りのバスがなかなか来なくて、炎天…

「おまけに」

ところで、昨日今日と、連日わたしはベジタリアンレストランでご飯を食べているのだが、今回の旅行ではここがいちばんおいしい。 残念ながらローカルフードではないけれど、ものすご〜く好きな味である。 できれば、レストランごと東京に持って帰りたい。 と…

「またね、グアテマラ」

カミナルフユという遺跡はかなり古い時代のものだそうである。その「古い」というのは、紀元前4〜6世紀のことで、わたしがここを見たかった理由はただひとつ、この古いという1点によってである。 じゃ、古いとどうなのかというと、建物は石造りではなく、お…

「アナザーサイド」

今日は午前中Zona1という懸案の市内中心部にあるマーケットに、この宿の奥さんが運転するnissannでいっしょに出かけ、その帰りに(なんだか別世界のようにリッチで立派な) 大学構内にある美術館と博物館に行って来た。 そこでまたいろいろあった。 わたしは大…

1362351231**[旅について][グアテマラ2]「今日のつづき」

タカ航空の職員がやっと出勤したと思ったら、大きな荷物をふたつ下げたおじいちゃんがやってきて、何事もなくチェックインして行った。 おいおい、わたしが先でしょう! でも、まあ、おじいちゃんだからしょうがないか。 それでもさ、 「お待たせしました、…

「懸案のグアテマラシティ」

なぜこういうことなるのわからないのだが、グアテマラシティ行の飛行機をWebでチェックインしようと思ったら、できない。 フローレス発は8:00で、3時間前に空港に来いとメールに書いてあった。しかたない、どうせ緊張して眠れないし、昨日いっしょに遊んだカ…

「湖」

今朝はカナダ人のおじさんといっしょにボートで湖を遊覧してきた。 我々の貸し切りである。 先週フローレスに来たときは灼熱だったのに、今日は長袖を着ている。おまけに乾期なのに、雨も降って来た(ちょっとだけだけど)。 非常に変わりやすい天気である。 …

「アトホーム」

昨日、再びフローレスの同じホテルに来た。 ベリーズは犯罪多いというのでビビっていたが、ここに着いたらうちに帰って来たみたいな気分になった。 この前だって、たった2泊しかしなかったのにおかしなものである。 でも、これからまた地元民が危ないと口を…

「ずー」

*Wi-Fiがなかったので、2日遅れでアップします。^_^今日は早起きして、郊外にあるベリーズ動物園に行ってきた。 昨日、宿のお兄ちゃんが、「いろいろ見るべき場所はあるよ」と教えてくれたうちのひとつだ。 もうちょいがんばって、サンイグナシオというグア…

「修行じゃないか」

昨日は、肉体的にではなく、精神的にちょっとハードな一日だった。 ある予約サイトを使ってベリーズシティのホテルを取っておいたが、お客さまの声をよくチェックしないで予約してしまった。 前日に気になってレビューを見てみると、案の定よくない。 皆さん…

「あった!」

このカバナはボロい小屋だが、CATVが入っている。 チャンネルをいろいろ変えて、何かおもしろいものはないかと探していたら、あった! メキシコのテレビだ! しかも、ドラマがいっぱいあるあのテレビ局である。 今日は火曜日だから、わたしがいちばん気に入…

「夏休みっぽい」

わたしたち、お誕生日おめでとうございます。 Uちゃんとわたしと岡本太郎とコリーヌ・ベイリー・レイは本日がお誕生日である。 なぜ岡本太郎とコリーヌ・ベイリー・レイなのかというと、岡本太郎は縄文土器の芸術性を激しく主張し、コリーヌ・ベイリー・レイ…