「ほうもんしたのは」

去年の3月にも訪ねた友人の家。今年もおじゃました。
こうなってくると、なんだか毎年恒例の旅になりそうだ。

旅先に訪問できる人がいる、というのは、なかなかいいもんだと思う。
世界中にそういう場所がたくさんあることはステキだ、とは思うが、かといって、わたしは「Face Book」とかやって友だちを増やしたりしない。

去年、南米旅行をしたとき、「やってないの?」と、いろんな人から訊ねられた。
やってれば便利なんだろうか? わたしはそうでもないと思う。

旅先のノリみたいなもの、つまり、高揚感は誰にでもあるから、「メルアドを交換しよう」なんて話に毎日なる。
けれども、1・2回メールのやりとりがあって終わり、というのがほとんどだ。
どこでも、みんななんだかんだと忙しいのである。

旅の記憶とおんなじで、ほんとうに大事なものだけ残る。
ソウルの友人はずっと前からのともだちだけど、日本を離れた後でもずっと彼女は大切だ。
ずっと忘れられない思い出がある。
だから、毎年ソウルに行こうと思うのである。