「最近はまっていること」
ロンドンへ行く前にDVDで「ドラゴンタトゥーの女」という映画を見た。
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2012/11/21
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (34件) を見る
そう思って手に取った映画だが、これは原作を読まねばならぬと思い至った。
場面の展開が早いというだけでなく、直感である。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
- 作者: スティーグ・ラーソン,ヘレンハルメ美穂,岩澤雅利
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/09/08
- メディア: 文庫
- 購入: 8人 クリック: 232回
- この商品を含むブログ (171件) を見る
だがしかし、
はまってしまった。
まだ読了していないが、もうすぐ終わってしまう。
これはマズい。
わたしが始めに見た映画はハリウッド版リメイクで、本国スウェーデンではすでにミレニアム3まで映画化されている。
- 出版社/メーカー: パラディソ
- 発売日: 2010/06/04
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 116回
- この商品を含むブログ (74件) を見る
これも見てしまった。
作家であるスティーグ・ラーソンは残念ながら、すでに他界している。
主人公のリズベットを書くとき、彼には「もし、長くつしたのピッピが大人になったら」というイメージがあったらしい。
そういうことだったのか。
子どもの頃、わたしは長くつしたのピッピが大好きだったことを思い出した。
「大好き」といっても、お話の詳細を覚えているわけではない。
自分が長くつしたのピッピが「大好きだったこと」を覚えているだけである。
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2005/11/03
- メディア: DVD
- クリック: 23回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
ピッピは力持ちで、いじめっ子を懲らしめたりする。
お父さんは海賊で、革のカバンに入っているいっぱいの金貨でお菓子をたくさん買ったり、いたずらの天才である。
ピッピはつぎはぎ荘という一軒家でひとり暮らしをしているのであるが、わたしはそれがとりわけうらやましかった。
ミレニアムのリズベットにはとても不幸な過去があるが、彼女の自由さには確かにピッピを彷彿させるものがある。
もうひとりの主人公であるミカエルも、名探偵カッレくんというあだ名を付けられているが、
カッレくんもピッピもアストリッド・リンドグレーンの作である。
また読みたくなってきた。
- 作者: アストリッド・リンドグレーン,桜井誠,大塚勇三
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/06/16
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 33回
- この商品を含むブログ (51件) を見る
- 作者: アストリッド・リンドグレーン,エーヴァ・ラウレル,Astrid Lindgren,尾崎義
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2005/02/16
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 21回
- この商品を含むブログ (31件) を見る
ロンドンへ行っている間、旅をすることについて久しく考えていなかった。
旅をすることはわたしにとって、自由になるための方法のひとつであると考えているのであるが、
ならば、自由であることというのはどういうことなのか、また考えてみたくなってきた。