「郊外の村ツアー」

だいたいこういうツアーに参加すると、どこの国であれおみやげ屋に寄ったりするものです。
でも、1人で公共交通機関を使って動くと限界があるので、
しょうがないからツアーを使うことにしました。

10:00ころ迎えに来てもらって、最初に行ったのはウッドカービング のアーティストの工房で、
どうしようか迷ったけど、オアハカ市内の工芸屋で見たのよりも
やっぱりすごくよかったので、みやげもの屋には置いていないというのも、
ほんとかどうかあやしかったのですが、いっこ買ってしまいました。

次はテキスタイルの村にあるマーケットで、小銭入れやカバンやテーブルクロスなどが売っていました。
マーケットの入り口ではおばさんが手織りで何やら織っているところでしたが、
これくらいのものならまだありそうな感じでした。

次はオコトランという村で、金曜日は青空市が立つというので、
そこに立ち寄りました。
なんとも怪しい食べ物などが売っております。
わたしは常設市場中にある食堂で野菜スープとタコスを食しましたが、とくにお腹を壊すことはありませんでしたよ。


いろいろ怪しいものが売られています。
食べ物、野菜、果物、衣類、民芸品などなど
食事だけして、あとはぶらぶらしていました。
日本では地方にしか残っていない青空市ですが、
こちらは毎日どこかの村でやってます。
常設の市場もあります。
わたしとしては、それでけっこう十分な感じでした。

最後は黒い陶器を作っている工房で、三代目のご主人が壺を作る過程を実演してくれたのですが、
その工程が非常に見覚えのある感じなのです。
あ、 わかった! 子どものときに作った泥団子だ!

つまり、 その辺りで採れる土で焼き物を昔から焼いていたようなのですが、
初代のおばあさんが自分の銘を記して置いたところ、
後でそこが黒光りしたのを発見したのを機に、改良を重ねて今の形になったそうです。