「トラケパケに遠征」

そんなに活動して大丈夫なのか? とお叱りの声が聞こえて来そうですが、
まあ、これもトラベラーの業とでも言いましょうか、ちょっと調子がよくなると、再び旅の虫がゴソゴソ言い始めます。




トラケパケは、音程で言うと、ドドドミードっていう感じです。
ちなみに、グアダラハラは、ドドドドミード。あ、同んなじ感じ。
あれ? ほんじゃ、グアナファトは? ドドドミード。
みんな同んなじだ。 ま、どうでもいいか。


あとで国立焼き物博物館の人に教えてもらったのですが、もともとスペイン人が入って来たとき焼き物が盛んだったのは、さらに隣町のトナラという町だったそうです。
トナラは一大王国規模だったそうですが、グアダラハラの一部のお金持ちがトラケパケに別荘を持つようになったあと、トナラに勝るとも劣らない良い土がトラケパケで産出されることがわかり、そのお金持ちに買ってもらうように、トラケパケで焼き物技術が発達したそうです。
トラケパケの博物館でみせてもらった物は、歴史的な美術品ではなく、
毎年行われる焼き物コンテスト上位入賞者の作品が展示されています。
トラケパケはそういうわけで、土産物屋もすごく洗練されていて、素敵です。
当然のことですが、値段も高めですわね。

帰り道、近所自転車屋を発見したので、入ってみました。
土産物屋を除いて、たいていのお店で東洋人は珍しいのか、店員さんがニコニコして話しかけて来ます。
どっから来たの〜? 中国人なの? 仕事なの? 休暇なの? ひとり〜?
てな感じです。



ちょっと聞いてみたら、良い制度がありますよ、グアダラハラには!
毎週、日曜日の午前中9:00〜12:00(?)は、自家用車は公道が走れないそうです。
まさか、グアダラハラ市全域ってことじゃないと思うけど、それでもすごいよね。
たぶん、店員さんは、No my car day だっていうことを言いたかったのでしょうかね。
そういうこともあって、最近は自転車が流行し始めているということでした。
どうして、日本じゃ、そういう思い切りのいいことができないのでしょうか?