「グアナファトに着いたー」

朝から熱いシャワーを浴びて、元気に出かけることにしました。
実は昨日、せっかくご主人に市内まで行く道を教えてもらったのに、なんと!たどり着くことができず、諦めて宿に帰ったのです。ええ、迷子になっちゃいました。

↑これはわたしの部屋です。かわいいでしょう。でも、実際はコンクリート打ちっぱなしなので、夜は寒いのよー。

↑これは夜、ホステルの屋上から見た風景です。真ん中で丸く一際光っているのは、野球場なんですよー。

↑これは昼間の風景です。陸の熱海って感じです。

で、
それを朝ご飯の後訴えたら、ちょうど市内に行くから、という別のお客さんがいて、わたしを案内してくれました。
ありがたいことです。
彼女はフィリピン出身だそうですが、21歳のときに国を出てヨーロッパに行き、巡り巡って今は結婚してテキサスに住んでいるそうです。
アメリカ人になったとはいえ、まあ、同じアジアのよしみ、とでも言うのでしょうか、とっても親しくしてくれました。

彼女と別れたあと、まずはディエゴ・リベラの生家が博物館になっているというので行ってみました。
彼は偉大な画家ですが、なんとなーく胡散臭さが拭えないのです。
おそらくそれは、彼が持っていた政治力だったり、画壇のトップにいる権力だったり、そういったパワハラ的な圧力をどうしてもわたしが彼の風貌から感じてしまうからです。
20世紀初頭にパリにメキシコから留学できるほどの経済力が彼の基盤にありました。家はロの字型の3階建てで、狭い土地をうまく活用しています。


ええい、もうちょっと行ってしまえ〜
と、ローカルバスに揺られること20分、バレンシアーナという隣町にも足を伸ばしました。
街の中心にバロック式教会があり、その隣から銀山跡に入れるというのでおもしろそうだからいってみたんです
が、
さて、これなんとも言えませんな。
別にトロッコみたいのに乗って入る訳じゃなし、
インディアナジョーンズみたいな冒険が体験できる訳じゃなし、
螺旋階段状の元坑道をどんどん降りて行くだけなんです。

地球の何某にまた騙されたわ。
入場料は35ペソだったから、ま、いいっか。

帰りにはさすがにお腹が空いたので、街の小さな食堂で遅いお昼ご飯を食べて帰りました。